睾丸(精巣)・尿道・亀頭の痛み・腫れ

睾丸(精巣)・尿道・亀頭の痛み・腫れ Symptoms

陰嚢のかゆみ・湿疹・ただれ

陰嚢は一般的に金玉や玉袋と呼ばれ、袋状の中に精巣(睾丸)が収められています。陰嚢に湿疹、強いかゆみ、またはただれが見られる場合、陰嚢湿疹の可能性があります。陰嚢湿疹は激しいかゆみを伴い、日常生活に支障をきたすことがあります。かき壊すことで皮膚が傷つき、硬く厚くなることもあります。かき壊した皮膚に細かい傷がつくことで、複数の感染症を合併するリスクが高くなります。皮膚の常在菌が関与して発症することが多く、原因に合わせた治療とともに、強いかゆみを抑える治療が必要です。不快感を早く取り除くためにも、早めに受診してください。

  • 陰嚢に赤み・湿疹がある
  • 陰嚢に激しいかゆみが生じている
  • 滲出液で下着が汚れている
  • 陰嚢の皮膚が硬く分厚い

など

尿道の痛み・かゆみ・腫れ

尿道がかゆい・ムズムズして我慢できない

尿道炎になっている方は、かゆみやムズムズする不快感が生じやすいです。これらの症状は、性感染症や一般細菌による感染で発生する傾向があります。性感染症は、放置していても自然治癒することはないため、適切な治療が必要です。かゆみは軽い症状と判断されることがありますが、これは身体からの重要なサインであり、早期の治療が重要ですので早めに受診してください。

尿道から膿が出ている

尿道炎では、尿道口から膿が出ることがあります。膿が見られる場合、排尿痛や違和感を伴うことが多いですが、痛みがほとんどない場合もあります。性感染症の可能性が高いため、膿に気づいたらできるだけ早く受診して原因を確認し、適切な治療を受けましょう。

膿の色から考えられる原因疾患
透明
黄色
黄緑

尿道の赤み・腫れ

尿道の腫れや赤みは、尿道の炎症によって引き起こされます。これらの症状は、細菌感染や性感染症による尿道炎が原因であることが多く、痛みやかゆみを伴うこともあります。放置すると症状が進行し、強い症状が現れる可能性があるため、早めに検査を受けて、早期治療を行いましょう。

亀頭、包皮の痛み・かゆみ

亀頭や包皮に痛み、かゆみ、腫れなどの症状がある場合、亀頭包皮炎の可能性があります。また、亀頭や包皮に白っぽいカスが出て悪臭がすることもあります。これらの症状は、常在菌による感染やカンジダという真菌感染が原因で発生します。細菌感染の場合は、抗生物質が有効ですが、真菌感染の場合は抗真菌薬による治療が必要です。亀頭包皮炎は、夏場の蒸れや汗による温度や湿度の上昇、清潔を保てないことが原因で発生することがあり、性的な接触がなくても発症します。なお、カンジダは男性の場合、主に性的な接触による性感染症が原因となります。女性の場合は、免疫力低下などがきっかけで、常在菌として存在していたカンジダが異常増殖し発症する可能性もありますので、日頃から健康を意識することが大切です。

検査を受けましょう!

性感染症は、軽い症状や無症状のまま進行することがほとんどです。そのため、放置してしまう方が多いですが、深刻な病気の発症や不妊に繋がる可能性があるため定期的な検査が必要と言われています。また、自然治癒することはないため、早期に適切な治療を受け続けることが重要です。性感染症が判明した場合、パートナーも無症状であっても感染している可能性が高いため、必ず検査を受けてもらうようにしましょう。当院は栄駅から徒歩1分の便利な立地にあります。また、即日検査・即日結果・即日治療に対応していますのでお気軽にご相談ください。
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